以下作り方です。
UVソフトレジンとUVレジンを使います。
まず下絵を適当に描いて、作業台にするクリアファイルに挟みます。
この絵は大まかな形やサイズ、色のグラデーションの具合なんかのガイドにします。
絵の上に小さく切ったクリアファイルや100均で打っている透明カードを乗せて、その上にレジンを塗っていくわけです。
白に着色したUVソフトレジンを花びら全面に薄く伸ばします。
着色に使用したのはピカエースの白で、半透明にしてあります。
以前ソフトレジンで巻きバラを作った時に、完全に透明色でやったら見栄えが悪かったのを教訓にしました(-_-;)
これで一度UVランプに入れて固めます。
固まったらその上に着色したUVソフトレジンを薄く乗せていきます。
今回は上で使った半透明の白をベースにピンク・黄色・緑に着色したものをグラデーションになるように乗せています。
着色はNRクリアカラーです。
乗せ終ったら、各色の境界を引っかいて色が少し混ざるようにすると自然な感じにぼかせます。
再度UVランプに入れて固めます。
固まったら剥がして、ギザギザになっているフチをハサミで切って形を整えます。
これを普通のUVレジンでコーティングして、パーツとして加工可能な固さと厚みを出します。
ならなぜここまではソフトレジンを使ったかというと、花びららしい表情をつけるためです。
ソフトレジンを薄く伸ばして固めたものはフニャフニャしたフィルム状なので、マスキングテープなどで固定して反りをつけたりできるのです。
で、その状態でUVレジンで固めてしまえば、その形のまま固くなる、と。
反対に言えば、ソフトレジンでなくても薄くて柔らかい素材であれば芯として代用可能です。
まずテープがついている部分を避けてレジンを塗って固めます。
ある程度の面積をコーティングしてしまえばテープを外しても形は維持できるので、テープを外して今度は全面にレジンを塗ってもう一度固めます。
花びらは中央部分が分厚く、フチが薄くなっている方が「らしい」ので、何回かに分けるのがちょうど良かったりします。
裏面もコーティングして固めて、全体的に厚みと固さが十分になったら完成です。
で、使い道ですが。
イヤリング(ピアス)に加工できないかなーと試行錯誤中です。
こんな風に耳たぶの後ろから花びらが何枚かのぞく感じのが作りたくてですね。
一番問題だったイヤリング金具にバックパーツをつける所は解決できたので、あとは前面のデザイン(まったく考えていなかった)を考えるだけなのですが。
最有力候補だったパール系が思ったより合わなくて、ちょっと悩み中です。